ビューティ・コラムcolumn
第93回 より美しい毛穴を目指して《3章:トリートメント編/集中毛穴レスコース登場》
今回青山ヒフ科クリニックでは“毛穴レスコース”と“集中毛穴レスコース”を開始しました。毛穴レスコースはイオン導入で成分を皮膚に浸透させます。集中毛穴レスコースではイオン導入プラス電子穿孔法による導入二つを行います。イオン導入液にはビタミンCやビタミンB群、リコカルコンA、炎症を抑えるオリゴノール、アーティチョークなどの植物エキスが配合されています。これらの成分をイオン導入で皮膚に浸透させるのが、“毛穴レスコース”です。電子穿孔法ではコラーゲンの合成や表皮角化細胞の増殖を促進するセラビオ、トマトに含まれるアンチエイジング成分リコピン、保湿成分、細胞膜の成分、角層の成分や油溶性ビタミンCなど皮膚バリア機能を上げる成分を導入します。さらにイオン導入法で浸透させた水溶性ビタミンC、ビタミンB群、リコカルコンAなどの皮脂分泌抑制成分を再導入します。そしてイオン導入に使用する溶液は毛穴レスローションとして青山ヒフ科クリニックのオリジナル外用剤としました。毛穴レスローション外用前に僕の鼻にあった黒褐色の皮脂栓が、2週間の外用後はなくなっています。毛穴も全体に小さくなっています。僕の集中毛穴レスコース前後の写真です。顔が白くなり毛穴が閉じました。鼻の横の皮膚を触ると、ざらついた皮膚がつるつるになっていました。
いわゆる毛穴感が全く低下しているのです。目じりのしわ、法令線が浅くなっています。これにはびっくりしました。瞬時にシワが消失したのは筋肉の収縮によるリフトアップによるものです。筋肉の収縮にはATPが必要です。トリートメントの結果、ミトコンドリアが活性化して大量のATPが生じ骨格筋を収縮させたのです。本来のしわをなくす役目を果たすコラーゲンの合成にはDNA、RNAの活性化が必要で約2日必要です。集中毛穴レスコースでミトコンドリアを徹底的に活性化するという狙いが達成されています。その後毛穴レスローションを8日間外用しました。1回目のトリートメント直後の状態を8日間キープできました(左側)
8日目に2回目のトリートメントをしました。さらに毛穴が閉じ、色が白くなりました。眼尻のシワ、法令線周りのシワはさらに浅くなっています(右側)。強力なアンチエイジング作用ですね。僕は集中毛穴レスコース前にも、毛穴レスローションを使用していました。導入後は毛穴レスローションに対する感受性が増加したのが、実感できました。肌にいいものを大量に入れると、肌の取り込もうとする能力は増加するのです。肌の感受性が増加します。ちなみに僕はビタミンCやビタミンB群も内服しています。 これも肌の感受性アップに貢献しているはずです。
下の方は3日間毛穴レスローションを外用したのちにイオン導入による毛穴レスコースを1回行いました。色が白くなり、顔が引き閉まっています。肌の感受性が豊かな方ではたった3日間の外用と1回の導入でこれほど変化します(上左、上右)。