Dr.亀山のトータルビューティー・コラム Column

グルタチオンはしわ、たるみ、クマ、瞼の色調の変化に効果を発揮します

グルタチオンのアンチエイジング効果を検討しました。グルタチオンを点滴や食物から摂取しても直接細胞内には入らないといわれています。グルタミン酸、グリシン、システインというアミノ酸に分解されてからそれぞれ、細胞膜を通過して細胞内に取り込まれ、合成されるといわれています。

グルタチオン合成の律速酵素(鍵となる大事な酵素)はgultathione-cystein ligaseです。この酵素がグルタミン酸とシステインを結合させ、さらにグルタチオン合成酵素が関与してグリシンがさらに結合してグルタチオンが作られるのです。グルタチオンが効果を発揮するのはSH基を持つシステインのためです。またグルタチオン濃度は細胞内外のシステインの濃度により決定されるとしています。そこでシステインの誘導体であるN-アセチルシステイン(NAC)とグルタチオンを半顔ずつ同時に導入しました。非常に興味深いことに、グルタチオンとNACは共に、美白、毛穴縮小だけでなく、しわ低下作用をほぼ同等に発揮しました。

 

 

僕の顔の右側にグルタチオン、左側にNACのイオン導入を15分行いました。導入後は共に明度指数が約3.0増加し、赤み指数は3.0から4.0低下しています。驚くべきことに両側の目じりのしわが大幅に低下していました。

上は拡大像です。目の下のしわが両側共に低下し、両頬そして鼻の毛穴が縮小しています。グルタチオン単独の毛穴縮小効果は別の方でも観察されました。グルタチオンやNACは今まで報告されてきたような外用や内服による美白効果以外に、高濃度イオン導入を行うことにより毛穴縮小効果、しわ低減効果を1回のトリートメントで一部の方で起こすことが判明しました。僕はビタミンABCの外用は1年以上行ってきました。皮膚には十分量のビタミンCが既に存在しており、それがグルタチオンやNACの作用を増大して毛穴が閉じた可能性があります。

別の方です。グルタチオン導入後に左右の頬および鼻の毛穴が縮小しています。グルタチオンは長く点滴すると美白効果を発揮して、白い美肌を実現するため、グルタチオンの点滴を白玉点滴と呼ぶ施設もあります。グルタチオンによる美容効果を実現するのであれば、イオン導入や外用が早道です。美白以外に毛穴縮小、赤み低下、皮膚バリア希望増加、肌質の改善が短時間で実現します。

グルタチオンはビタミンABCと協調して美白、代謝促進、炎症抑制作用を発揮します。別のコラムで解説したようにグルタチオンは単独で外用しても効果を発揮しますが、迅速に効果を発揮するのはビタミンABCとの併用です。グルタチオンとビタミンABCの導入を併用するとどのようなアンチエイジング効果を発揮するかについて解説します。

 上の方は酒さという赤ら顔です(左)。酒さはなかなか治らないといわれていますが、ビタミンABCの外用とイオン導入そして炎症と皮脂分泌を抑制する毛穴レスジェネシスの照射とこれらの日々の使用で赤みはかなり低下しました(中)。この方にビタミンABCとグルタチオンの外用を数か月行いジェネシスを照射したところ赤みはさらに低下、毛穴縮小し、法令線も浅くなりました。首が白くなったのは、グルタチオンやビタミンABCが頸部にまで影響を及ぼしたせいだと思われます。顔の左半分にグルタチオンをイオン導入したら顔全体と頸部が白くなった方もいました。炎症が起こり、血管の透過性が低下して血管内を流れるヘモグロビンが透けて見えると皮膚は赤くなります。皮脂分泌過剰で炎症を起こしたのが、酒さや脂漏性皮膚炎です。左の写真で顔全体が膨らんでいるのは、炎症に伴い血管内から血管外に液体成分や炎症性細胞が漏れ出たために起こるむくみのせいです。むくみも左から右の写真に向かって低下していくのがわかります。

上の図左に示すのが、ビタミンCなしの通常の透過性が上がっている血管です。内皮細胞の隙間を介してヘモグロビンが透見できるために皮膚は赤くなります。ビタミンCが皮膚に浸透すると内皮細胞は横に広がり、隣の細胞との接着が密になり血管内を流れるヘモグロブンが内皮細胞の隙間から透けて見えなくなります。その結果皮膚の赤みが低下するのです。

 

 

上の方はビタミンABCの電子穿孔法とイオン導入を同時に行うABC毛穴レスコースを2回行い、右のように白くなり赤みが低下して毛穴も小さくなりました。目の下のクマも薄くなっています。もちろんビタミンABCの外用はずっと行ってきました。

 

 

この方(左)に毛穴レスジェネシスを照射してビタミンABCの電子穿孔による導入とイオン導入を行いました(中)。色が白くなり、赤み低下、毛穴縮小、そしてクマも薄くなっています。この状態は2日後でも継続しています。ABC毛穴レスコースを行う前後に比べるとクマの部分の凸凹やたるみが大幅に低下しているのがわかります。トリートメント直後や2日後ではトリートメント前に比べて顔だけでなく、頸部が白くなり赤みが低下しています。色彩色差系で測定すると頸部の明度指数は64.864.7ですがトリートメント後は67.566.2に増加しています。赤みも10.7あるいは10.8から8.2あるいは9.5に低下しました。ジェネシスやグルタチオンを併用したビタミンABCはトリートメント周辺にも影響を及ぼします。この方の場合頸部の皮脂腺が小さくなりざらざらが低下しました。 

 拡大で見るとクマの低下、毛穴縮小、そしてほうれい線の低下が起こっていることがよくわかります。

治療前は白い矢印で示したクマそして上下のまつ毛周囲が赤みから褐色を帯びています(左上)。トリートメント後はクマ、まつ毛周囲の赤みから褐色の色は低下ほとんど消失しています(右上)。 この状態を維持するために毛穴レスローションに高濃度グルタチオンを配合した毛穴レス美白ローションとレチノール(リフティングエッセンス)、Cクリームそしてセラビオを外用したところ2日後、7日後も赤みの低下した状態をキープしています(左右下)。血流改善と共に血管の透過性も低下したので、血管の中から液体成分が血管外に漏れ出すことが低下したので、下眼瞼の先端の大きさもやや減少しているように見えます。液体成分の漏出が進行するとむくみとして発現します。赤い矢印の部分をよく見ると、小さなやや白味を帯びたブツブツがあります。トリートメント前にもみられるこのブツブツは皮脂腺です。7日後では赤みが低下しているとともに、ブツブツに見える皮脂腺が大きく減少しているのがわかります。ビタミンABCとグルタチオンが皮脂腺の活性だけでなく、大きさも減少させたのです。この変化は頬では毛穴縮小という形で発現します。今回行ったビタミンABCの電子穿孔とイオン導入を両方行うコースは ”ビタミンABCブライトニングW導入コース”です。究極の毛穴縮小、美白、そしてアンチエイジングを実現します。毛穴レスジェネシスをセットにしたコースも用意しました。 ダウンタイムは全くありません。トリートメント直後から毛穴が閉じ、顔が上がっているのが実感できます。これ以外にグルタチオンだけ、グルタチオンとビタミンCのイオン導入、グルタチオンとビタミンABCのイオン導入を行うコースも設定いたしました。グルタチオンを使用するコースは下の4つです。

ビタミンABCブライトニングW導入コース
ビタミンABCとグルタチオンをイオン導入とノンニードルセラピー(電子穿孔法)で徹底的に皮膚に浸透させる贅沢なコースです。より高い美容効果をお求めの方へ。

ビタミンABCブライトニングコース
ビタミンABCとグルタチオンをイオン導入で皮膚に浸透させるリーズナブルなコースです。効率よく美容効果をお求めの方へ。

 VCブライトニングコース
ビタミンCとグルタチオンというコアとなる二つの成分を皮膚にイオン導入させるコースです。

ブライトニングコース
グルタチオンを皮膚にイオン導入するエッセンシャルなコースです。

ビタミンABCとグルタチオンのコラボレイションをぜひご体験ください。