95

ABC赤ら顔コース、ABC赤ら顔スペシャルコース登場:赤ら顔抑制、アンチエイジング作用、毛穴縮小作用を発揮

ABC赤ら顔コース、ABC赤ら顔スペシャルコース登場

青山ヒフ科クリニックで“ABC赤ら顔コース”、そして“ABC赤ら顔スペシャルコース”という新しいトリートメントが誕生しました。

ABC赤ら顔スペシャルコースは赤ら顔スペシャルコースにビタミンAおよびビタミンB群のイオン導入を加えたものです。
より高い赤ら顔抑制効果だけでなく毛穴縮小効果が実感いただけます。

蛋白分解酵素抑制因子をイオン導入した後にビタミンABCをイオン導入します。
ABC赤ら顔コースはトラネキサム酸やアドナをイオン導入した後にビタミンABCをイオン導入するコースです。


ふたつのコースは共にビタミンABCのイオン導入を行います。
ABC赤ら顔コースではトラネキサム酸とカルバゾクロムスルホン酸ナトリウム(アドナ)という薬剤をビタミンABCとは別にセッティングを変更してイオン導入します。
トラネキサム酸とアドナは炎症と血管透過性亢進を抑制します。

上の図に示すようにトラネキサム酸とアドナは トリプターゼ トロンビン という炎症を起こす蛋白分解酵素やブラジキニンというむくみを伴う炎症を起こす物質が受容体に結合してシグナル伝達をするのを、phospholipase Cという酵素の活性化を抑制して抑えます。
抑える受容体は蛋白分解酵素受容体1、2、3、4(PAR1、2、3、4 )とブラジキニン受容体です。
トラネキサム酸はプラスミンという炎症を起こす蛋白分解酵素の活性化も抑制します。
プラスミン受容体は各種免疫細胞、表皮細胞や血管内皮細胞が持っており、受容体にプラスミンが結合するとサイトカインなどを放出して炎症を激しくします。

●蛋白分解酵素抑制因子と酒さについて
ABC赤ら顔スペシャルコースに使用する蛋白分解酵素抑制因子は、慢性膵炎の治療に使用されてきました。
慢性膵炎ではトリプシンという蛋白分解酵素が炎症を引き起こします。
酒さなどの赤ら顔では、肥満細胞という自然免疫やアレルギーに関与する免疫担当細胞が放出するトリプターゼという酵素が炎症を引き起こします。
実はトリプターゼはトリプシンと同じくセリンプロテアーゼに属する同族の酵素なのです。
そこでトリプシンの抑制因子がトリプターゼの活性を抑制する可能があるのではと考え、いろいろ調べてみました。
酒さやニキビではストレスによる皮脂の過剰分泌と肥満細胞がその発症に深く関与しています。
ストレスや食生活の乱れがあると皮脂分泌は増加します。皮脂を餌とするアクネ菌やニキビダニが増加します。表皮細胞において、アクネ菌などのセンサーであるトール様受容体(TLR2)が何らかの原因で過剰発現され、その結果蛋白分解酵素であるカリクレイン5が過剰産生されます。
カリクレインは角層の剥離を促進する酵素で、角層の剥離が亢進してバリア機能が低下、カサカサした潤いのない肌が出現します。
この反応はアクネ菌を生体に害をなす物質と認識した免疫機構がアクネ菌を速やかに対外に排出させるための防衛反応と考えられます。
カリクレインもトリプターゼと同じセリンプロテアーゼで、トリプシンの抑制因子でその活性が抑制されます。
TLRの過剰発現は表皮細胞からTSLPというサイトカインの分泌を促進します。
TSLPは血管内から表皮直下に肥満細胞を移動させます。
TSLPにより活性化した肥満細胞はトリプターゼという蛋白分解酵素を放出してみずから、あるいは周囲の肥満細胞、免疫担当細胞を活性化して炎症を激しくします。

肥満細胞を欠損するマウスでは、酒さ様の病変が出現しないことが報告されており、肥満細胞の活性化を抑制することが、酒さの治療に大切であると青山ヒフ科クリニックは考えました。
蛋白分解酵素抑制因子をイオン導入すると、まず表皮細胞のカリクレインに結合して、バリア機能低下、表皮細胞由来の炎症を抑制します。
また表皮細胞由来のTSLPを抑制して真皮に肥満細胞が移動するのを防ぐだけでなく、その活性化を抑制します。
トリプターゼは感覚神経を刺激して痒みや痛みだけでなくサブスタンスPの放出をおこし新たな炎症を起こします。
蛋白分解酵素抑制因子はトリプターゼに結合してその作用を抑制します。蛋白分解酵素抑制因子が酒さの方の痒みや痛みを瞬時に抑えるのはそのためです。
トリプシンの抑制因子はプラスミンやトロンビンという炎症を起こす蛋白分解酵素の働きも抑制します。
さらにトリプターゼ以外のサイトカインやヒスタミンの産生を抑えて、炎症を抑えます。蛋白分解酵素抑制因子がおさえる部位を図の赤いバツ印で示します。
ビタミンABCの作用や抑制する部位についての詳細は コラム ABC毛穴レスコース誕生をご参照ください。
赤ら顔の治療に二つのコースを用意したのは、赤ら顔に関与する因子はひとりひとりの患者様で微妙に異なっているからです。


内科領域にて点滴で使用されている蛋白分解酵素抑制因子が皮膚で炎症を起こすトリプターゼやカリクレイン、そして全身で炎症を起こすプラスミンやトロンビンの活性を抑制して、皮膚の炎症を抑えるのではと考えましたが、まさにそのとおりでした。
最初に導入した患者様の赤みが消失したのを見た時には、とても感激しました。
酒さ、脂漏性皮膚炎の方で顔が痒い、ヒリヒリするのはトリプターゼが感覚神経を刺激するからです。
蛋白分解酵素抑制因子の導入は瞬時に赤み、痒み、ひりつきを抑えます。
ABC赤ら顔コースではビタミンABC以外に蛋白分解酵素抑制因子を導入して痛み、むくみ、赤ら顔を瞬時に抑制することを狙いとしました。

●ストレスが関与するニキビ、赤ら顔、アトピー性皮膚炎
酒さ、脂漏性皮膚炎、ニキビなどストレスが大きく関与した、皮膚に炎症を起こす疾患の発生や皮膚の老化現象に免疫担当細胞である肥満細胞が大きく関与しています。
前述した図に示すようにストレスがあると皮膚の交感神経からサブスタンスPというストレスホルモンが分泌され肥満細胞を活性化します。
活性化した肥満細胞はトリプターゼという蛋白分解酵素を放出して新たに炎症を起こします。トリプターゼは感覚神経のPAR2という受容体に結合して痒みや痛みを起こします。刺激を受けた感覚神経はサブスタンスPをあらたに分泌します。
サブスタンスPは腫脹(むくみ)を伴う炎症を起こします。トリプターゼは表皮細胞のカリクレインを増加させます。
カリクレインは角層の剥脱に関与している蛋白分解酵素です。
過剰なカリクレインは表皮から角層を過度に剥脱させバリア機能低下、乾燥肌を出現させます。
これらの結果、かさかさして潤いのない、むくみを伴い赤くはれた、痒い状態が皮膚に出現します。
この状態がストレスとなり交感神経からのサブスタンスPのさらなる分泌、引き続く肥満細胞の活性化を起こし、病勢の増悪、長期継続が出現してしまうのです。
肥満細胞が放出したトリプターゼは、肥満細胞自身のPAR2というトリプターゼの受容体に結合して、みずからをさらに活性化してあらたな炎症を起こしてしまうのです。

肥満細胞の活性化を防ぐのが、トリプターゼに結合して活性を抑える蛋白分解酵素抑制因子なのです。
青山ヒフ科クリニックでは肥満細胞の活性化を抑えることが、皮膚の炎症や老化現象の改善策であると考えました。
蛋白分解酵素抑制因子、ビタミンABC、トラネキサム酸、アドナは肥満細胞を安定化するだけでなく、皮膚の炎症ネットワークを抑制する新しいタイプの皮膚トリートメントです。
毛穴の開き、赤ら顔でお悩みの方は是非お試しください。
これら3つのコースは32,400円でご提供しております。
またリフトアップと毛穴縮小を大幅にアップさせるスーパーロングパルスレーザージェネシスをプラス16,200円でご提供します。

●臨床効果
青山ヒフ科クリニックでは非常に高濃度のビタミンC誘導体をイオン導入に用いています。
導入するマシンもいろいろな機種を試して最高の性能を発揮するものを使用しています。

モニターの方の向かって右側にだけ、イオン導入を1回行いました。
導入した部位のみ色が白くなり、毛穴が閉じています。
このビタミン導入がこれからお見せする治療効果の基礎となっています。

ビタミンABCのスキンケアの効果や、ビタミンC単独のスキンケアにビタミンB群やビタミンAのスキンケア、導入をした場合などの臨床効果についてはコラムABC毛穴レスコース誕生をご参照ください。
下はニキビを合併した第2度酒さの方です(左)。
当初ビタミンCのイオン導入を行いましたが、全く効果がありませんでした。
初診6か月後に蛋白分解酵素抑制因子とビタミンCを導入する赤ら顔スぺシャルコースを考案しトリートメントを行いました。
1回で赤味は大幅になくなりました(中央)。
このトリートメントを中心に数か月間トリートメントを行いました。
1回のトリートメントで数週間赤みは消失します。
初診1年後にヤグレーザープラスABC毛穴レスコースを行いました。
さらに毛穴が閉じています(右)。
この方は現在酒さのひりつきを伴う赤味は消失しています。
初診から症状の消失まで約1年かかりました。
青山ヒフ科クリニックは皮膚症状の変化に伴い、最適のトリートメントコースを提供します。

上は第1度の酒さの方です。
治療開始1か月後が右です。
赤ら顔は軽度ですが常に顔と髪の毛が生えている部位の痒みとほてりがあります。
精神的ストレスですぐ皮膚症状が悪化します。
この方は生活習慣も改善して、仕事中にチョコレートを食べるのをやめて、魚を中心の食生活として体重も70キロから65キロとしています。
酒さは治らないといわれてきましたが、食生活やストレスの軽減そして徹底したスキンケア、ビタミンABCやトラネキサム酸やアドナの導入を行ない治療開始3か月で赤みやほてりはほとんど消失しました。
徹底した適切な治療を行うことにより酒さは治る可能性が一部の方ではあるようです。

上は脂漏性皮膚炎の方です。
2週間のビタミンABCのスキンケアの後にABC赤ら顔コースを1回行いました(右)。

赤味が低下し、法令線やゴルゴラインが浅くなっています。
毛穴も縮小しています。

上は第1度の酒さの方です。
赤ら顔スぺシャルコース1回後です。1回のトリートメントで赤味は1か月消退します。

上の酒さの方はABC赤ら顔スぺシャルコースやABC赤ら顔コースを行っても全くよくならなかった方です。
顕微鏡検査にてニキビダニがいました。
そのため、この方のための特別なコースを作りました。
抗菌剤とビタミンCの電子穿孔法による導入を行った後に、ビタミンABCのイオン導入によるトリートメントを行い、ビタミンABCと抗菌剤のスキンケアを毎日行いました。
コ-ス変更後は良好な経過をとっています。

ABC赤ら顔コースや赤ら顔スペシャルコースにも毛穴縮小効果はあります。
またABC毛穴レスコースを含む3つのABCコースがニキビに効果を発揮します。
残念ながらこれらのコースがあまり効果を発揮しない方がいます。
複数のコースが有効な方がいます。
赤ら顔、毛穴の開きといってもその原因はひとりひとり微妙に異なっています。
そのためにABCという名前のコースを3つ作りました。毛穴の開きと若干の赤ら顔の方には、ABC毛穴レスコースがお勧めです。

青山ヒフ科クリニックの願いはすべての方が、肌トラブルから解放されることです。