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徹底解説ニキビ1:ABCアンチアクネコース登場(皮膚ストレスを減らしニキビレス、 毛穴レスを実現)

ABCアンチアクネコース登場

このたび登場したABCアンチアクネコースはビタミンCとビタミンB群などをイオン導入する毛穴レスコースの抗炎症作用と皮脂分泌抑制作用と殺菌作用を、ビタミンAを加えることでさらに向上させたコースです。
高濃度ビタミンABC、皮脂分泌を抑制し殺菌作用を持つ甘草エキスであるリコカルコンA、炎症を抑えるオリゴノールやキュアベリーをイオン導入で皮膚の奥深くまで浸透させます。
(導入時の電圧をアップしてより大量の有効成分を導入するオーダーメイドの導入強度を選択することが可能です。
導入時にお申し付けください。)
高濃度のビタミンABCなどを皮膚の奥深くにまで浸透させます。
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上の図に示すようにリコカルコンAは、皮脂分泌を抑制する男性ホルモンが活性化するのを防ぐ、さらに活性化した男性ホルモンが皮脂腺に結合して皮脂腺を活性化するのを防ぐという2つのメカニズムで強力に皮脂腺を抑制して皮脂分泌を強力に低下させます。
またアクネ菌に対する殺菌作用を持ち、アクネ菌の数を減少させます。
そして遊離脂肪酸を生じて炎症を起こすリパーゼやプロスタグランジンを生じて炎症や肌荒れを起こすフォスフォリパーゼの活性を直接抑制します。
この成分は分泌を抑え、殺菌して、炎症を抑制するという理想のアンチアクネ成分です。
ABCアンチアクネコースにて導入する植物エキスは強力に炎症を抑える成分です。
例えばオリゴノールはビタミンCと同様に活性酸素の産生を抑制し、NF-κBという転写因子が活性化するのをおさえ炎症を起こすサイトカインの産生を抑制します。
イザヨイエキスはキャンプファクターのセンサーであるTLRの活性を抑制します。
そのほかにニキビや脂漏性皮膚炎、酒さで炎症反応の中心となる肥満細胞の活性化を抑制する植物エキスや、炎症を激しくする蛋白分解酵素の活性を抑制する植物エキスなどを導入します。
ストレスや高糖質食、高脂質食により皮脂の分泌が増加すると同時に表皮細胞が過剰増殖して毛穴が詰まりやすくなりニキビが発症します。
イライラしたりするとニキビが痒くたったり、痛くなったり、大きくなります。青山ヒフ科クリニックを受診するにニキビの方の過半数の方がストレスを感じて日常を送っています。
ニキビの発症にストレスがどのように関与しているのか、ビタミンABCがどのような機序でストレスを減らし、ニキビをよくするのか、解説します。
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ストレス、イライラが生じると交感神経からサブスタンスP(SP)という神経伝達物質が分泌されます。
SPは皮脂腺細胞を刺激して皮脂分泌を促進します。
さらに感覚神経のSP受容体に結合して痛みや痒みを引き起こします。
SPは表皮細胞や肥満細胞に作用して新たなSPの分泌や炎症を起こすサイトカインの分泌を促します。
また刺激を受けた感覚神経もSPを分泌して新たな炎症を起こします。
刺激を受けた皮脂腺は肥大活性化すると同時に神経成長因子を分泌して交感神経を皮脂腺のすぐそばに誘導します。
その結果、長い間ストレスが継続すると、交感神経は皮脂腺のすぐそばに移動します。
ほんの少しのストレスで皮脂腺のすぐそばから分泌されたSPが、皮脂腺細胞に大きく作用して皮脂分泌増加と新たな炎症を引き起こすようになるのです。
これがストレスによるニキビが治りにくくなる原因のひとつです。
ストレス、イライラは皮脂分泌を促進、炎症促進、痒みや痛みを促進する作用を持っているのです。
なんでこのような反応がストレスに対して起こるのでしょうか?

調べてみたら、興味深いことがわかりました。昔、人にとってのストレスはクマやライオンに出会って咬まれることだったのです。
傷を受けた部分の炎症が起きれば、血流もよくなり創傷治癒が促進されるのです。
また寒い冬に食糧を求めて戸外を歩き回るには、皮膚のバリア機能を増加させるために皮脂分泌の増加が必要なのです。
ところが現代人のストレスは満員電車に乗って通勤しなければならない。イライラしてもニコニコして仕事をしなくてはならないとストレスの内容が昔とは異なってきているのです。
その結果ストレスにより、ニキビや毛穴の開きが生じることが問題となるようになったのです。仕事に過剰な皮脂の分泌は必要ないのです。

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上にストレスとニキビの発症について、模式的に示しました。
ストレスで皮脂分泌が増加し、皮脂を餌とするアクネ菌が増加します。
高糖質食は毛穴の出口の表皮細胞の増殖を盛んにして毛穴を閉塞します。
嫌気性環境になると、アクネ菌はキャンプファクターをいう毒素を産生して生育領域を広げようとします。
TLR2というパターン認識センサーでキャンプファクターを認識した表皮細胞やマクロファージは活性酸素、サイトカインや蛋白分解酵素を放出してほかの肥満細胞などの免疫細胞を刺激して、さらに炎症を激しくしてアクネ菌を除去しようとします。
免疫細胞から放出されたSPは感覚神経を刺激して痛みや痒みを引き起こし、皮脂分泌をさらに増加します。
マクロファージや好中球は貪食作用によりアクネ菌を細胞内に取り込んで殺菌します。
この系にビタミンABCを投与すると下の図のようになります。

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ビタミンABCは皮脂分泌を抑えアクネ菌を減少させ、毛穴の出口の表皮細胞の増殖を抑制してキャンプファクターの産生を抑制します。
交感神経のSPの分泌を低下させ、表皮細胞や免疫担当細胞の活性酸素、サイトカイン、蛋白分解酵素の産生は抑制して炎症を低下させます。
一方、免疫の最終段階である好中球やマクロファージのアクネ菌の貪食作用による除去は促進してアクネ菌の数を低下させます。
ビタミンABCは皮脂分泌を抑え、コラーゲンの合成を促進して、毛穴を引き締めながら、過剰な活性酸素やサイトカインの産生を抑制して炎症を抑制し、貪食作用を促進してニキビの炎症反応を終焉に向かわせるのです。
そしてビタミンABCはクレーター形成や色素沈着も予防します。
ビタミンABCは導入や日々のスキンケアにてニキビのコアとなる治療法です。

激しいニキビや難治性のニキビに対しては、ケミカルピーリング、ディープピーリング作用を持つフラクショナルレーザーであるピクセル、アンチアクネメソセラピーなどを併用します。
クレーターを伴うニキビにはピクセルやスーパーメソセラピーにて対応します。
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ABCアンチアクネコースはニキビ発症の4つの要素である、皮脂分泌増加、アクネ菌増加、毛穴閉塞、炎症などの皮膚ストレスすべてを抑制し、美白作用、コラーゲン合成、毛穴縮小作用により、より美しいニキビのない肌と毛穴を実現します。
トリートメント価格は15,000円(税別)です。
ニキビ図
上はABCアンチアクネコースを2か月で2回施行した方です。
ニキビの盛り上がりは消失し、赤味だけ残っています。
毛穴も閉じています。毛穴レスローション(ビタミンCとビタミンB群)、Cクリーム、リフティングエッセンス(レチノール)のスキンケアを併用しました。